MDBαは、医療施設の診療・手術の実績や、設備、地域における役割(機能)に関する情報を提供するサービスです。
各医療施設がどのような診療や手術を行っているのか、経年変化をみることにより施設の診療方針の変化も読み取ることができます。
また今後加速する地域医療において、施設の位置づけを把握することが可能となります。
【収録内容】
施設情報 |
基本情報(名称、住所、許可病床数、診療科目、開設者法人名など) |
地方厚生局施設基準 |
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入院料ごとの病床数(KGF) |
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DPC |
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病床機能報告 |
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病院グループ |
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指定病院等(がん診療連携拠点病院、救急告示病院など) |
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その他医療機能情報(平均在院日数、患者数など) |
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認定薬局等 |
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医療圏データ |
2次医療圏別の既存病床数・基準病床数 |
統計情報 |
地域医療統計表など |
【主な機能】
情報検索 |
様々な条件設定が可能 |
差分検索 |
過去と最新データの差分抽出 |
データ取得 |
EXCEL・CSVダウンロード、WEB-API |
【疾患別MDBα抽出可能項目例】
新薬承認予定に向けて施設・医師のターゲットリスト作成が必要でした。
ターゲットとなる施設群は、おおまかには把握しておりましたが、順位付けをするための付加情報を探しておりました。
がんに関連するデータとして、DPCから部位や診断群別の手術件数を把握することができ、ターゲット施設のセグメント要素としました。
施設ターゲットの見直しのタイミングで、MDBαの紹介を頂きました。
施設同士での連携が進む中、施設毎でのターゲットだけではなく、施設同士のかかわりも考慮したターゲットを検討したく、頭を悩ませていました。
MDBαに収録されている病院グループ情報があれば、病院同士のつながりを確認できる点にメリットを感じ、導入いたしました。
以前より、CRMに収録する施設情報として、各地方厚生局が公表する施設基準を調べておりました。
全国を網羅的に収集し、また更新を行うことにかなりの人員・時間的なコストがかかっておりました。
アルトマークの情報は、既に社内マスターとして利用しており連携がすぐにでき、かつMDBαの導入コストと比較したところ、効率性が見込めたため導入いたしました。